まとめ
- 2022年7月24日(日)12時17分頃、江ノ島電鉄線・湘南海岸公園駅~鵠沼駅間で、一部のドアが開いた状態で電車が走行していた事象があった。(公式)
- 鎌倉駅(11時48分)発藤沢行4両編成の列車で、当該列車の車掌が到着監視時に乗客からドアが開いているとの申し出を受け確認したところ、最後部車両の一部ドア(二枚扉の片側のドア)が全開になっていることを確認したため、同駅より当該車両を回送扱いとした。(公式)
- 車両には、乗客15人が乗ってたが全員座っていた(NHK)
- 当時、乗客が50人乗車していたが、開いたドアから車外へ転落したお客様、怪我をしたお客様はいなかった。9分の遅れと1本の運休が発生した。(公式)
- 両開きのドアのうち、片側の、幅およそ65センチのドアが完全に開いてたが車内の表示灯には異常を知らせる表示はなかった。(NHK)
- 国交省や江ノ電によると、鵠沼駅に停車後も扉は閉まらず、乗客を1、2両目に移動させて約10分遅れで同駅を発車。終点の藤沢まで運行した。(神奈川新聞)
- 車掌は湘南海岸公園に到着後、ドアがすべて閉まっていることを確認した上で出発。運転台にある「知らせ灯」や車両側灯の表示に異常はなく、何らかの原因で走行中に開いたとみられる。(朝日新聞)
- 運輸安全委員会の菊池弘達鉄道事故調査官「車両自体がある程度の年数が経っている」(NHK)
- 国の運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大インシデントにあたるとして25日、調査官を派遣して調査を始め、車両の部品を調べるとともに乗務員からの聞き取りなどを行った。(NHK)
- 原因は、扉の開閉のための扉連結板が破損していたため。破損した原因については不明。(公式)
- 1001F+10Fのうち、江ノ電10形50号車藤沢方山側の車内から見て左側のドアのロックが外れた状態で回送されていて、車両の動きに合わせて開いたり閉まったりしていた。(Twitter)
江ノ電公式
ドアが開いた状態で電車が走行した件について
2022.07.25 お詫び
2022年7月25日江ノ島電鉄株式会社
ドアが開いた状態で電車が走行した件について
下線部を2022年 8 月 5 日に更新いたしました。
2022年7月24日(日)、当社線において、一部のドアが開いた状態で電車が走行していた事象がございました。皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。
(内容)
1.発生日時
2022年7月24日(日)12時17分頃
2.場所
3.当該列車
上り列車 4両編成
乗客約50名(発生時)
4.状況
午後12時17分頃、当該列車の車掌は到着監視時に乗客からドアが開いているとの申し出を受け確認したところ、最後部車両の一部ドア(二枚扉の片側のドア)が全開になっていることを確認したため、同駅より当該車両を回送扱いといたしました。
※開いたドアから車外へ転落したお客様、怪我をされたお客様はいらっしゃいませんでした。
5.列車影響
最大9分の遅れが発生したため、上下1本を運転休止いたしました。
6.原因
扉の開閉のための扉連結板が破損しておりましたが、原因については現在調査中です。
7.これまでの対策
全車両、全ての扉連結板の点検を実施し、当該車両以外に異常のない事を確認いたしました。今後も定期的な検査において確認いたします。
〇お問い合わせ
江ノ島電鉄 鉄道部:0466-24-2713
乗客のツイート
https://twitter.com/soccuri_san/status/1551050779036749824
そっくりさん/shinshin🥓🥖🍡
@soccuri_san
江ノ電10形走行中に勝手にドアが開いた。車両故障で乗れなくなった。ちょっと死んだかと思った
https://twitter.com/soccuri_san/status/1551052775512948737
そっくりさん/shinshin🥓🥖🍡
@soccuri_san
返信先:
@yudetarou304
さん
実際僕はドア付近にいなかったのですが、湘南海岸公園-鵠沼間で、湘南海岸公園10:13分発の藤沢行きの車両の後ろ2両の10形です。幸い怪我人はいなかったようです。
これがその車両と開いたドア。
— そっくりさん/shinshin🥓🥖🍡 (@soccuri_san) 2022年7月24日
ドアは正面から見るとほかのドアより広い隙間が出来ていて、右側だけ開いたっぽい。今は右側は固定されていてドアを開けても左だけしか開いてなかった。
#江ノ電 https://t.co/GYihp3rTc5 pic.twitter.com/3W8P9oTpWe
https://twitter.com/haiji_christian/status/1551050267398848513
🍎はいじ🍎湘南好きスマホ教室インストラクタ〜
@haiji_christian
江ノ電前の2両ドアが開いちゃうドア故障だって。こわ〜😨私は4両目かな。
遅延で待ち合わせも遅延😅
2022/7/24(日)#江ノ電運用 #なうえの
— 💺💺 (@yudetarou304) 2022年7月24日
藤沢12:24(+10分)[2]~
[2]1001F+10F(50号車第1ドア故障につき回送扱い)【R】 pic.twitter.com/EdNuR8o00u
共同通信
2022/7/24 20:07 (JST)7/24 20:33 (JST)updated
© 一般社団法人共同通信社
社会24日午後0時15分ごろ、神奈川県藤沢市の江ノ島電鉄湘南海岸公園―鵠沼間を走行中の鎌倉発藤沢行き列車(4両編成)で、最後尾の車両の右後方ドアが開いているのを、乗客から連絡を受けた車掌が確認した。乗客約50人に列車からの転落や、けがはなかった。国土交通省は重大インシデントに認定。運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を指名した。
国交省によると、車内外の機器の表示には異常がなかった。
神奈川新聞
江ノ電、藤沢市内を走行中に扉開く 重大インシデント認定
江ノ電
事件事故 | 神奈川新聞 | 2022年7月24日(日) 22:15
24日午後0時15分ごろ、藤沢市の江ノ島電鉄湘南海岸公園―鵠沼間を走行中の鎌倉発藤沢行き列車(4両編成)で、最後尾の車両の右後方ドアが開いていると、鵠沼駅(藤沢市)に到着する直前に乗客が車掌に連絡した。車掌は車内からドア1カ所が開いているのを確認、そのままホームに入った。約50人の乗客に転落やけがはなかった。
国土交通省は重大インシデントに認定。運輸安全委員会が25日、鉄道事故調査官2人を同社に派遣し、当時の状況や経緯、車両の状態などを調べている。
国交省や江ノ電によると、4両目のホーム側1カ所の両開き扉の片方が全開になっていた。同駅に停車後も扉は閉まらず、乗客を1、2両目に移動させて約10分遅れで同駅を発車。終点の藤沢まで運行した。
車掌は湘南海岸公園に到着後、ドアがすべて閉まっていることを確認した上で出発。運転台にある「知らせ灯」や車両側灯の表示に異常はなく、何らかの原因で走行中に開いたとみられる。江ノ電鉄道部は「皆様にご迷惑をおかけしたことをおわびする」としている。
朝日新聞
江ノ電、ドア開いた状態で走行 運輸安全委「重大インシデント」
佐藤英法2022年7月25日 12時19分海岸沿いを走る江ノ島電鉄の列車=2022年1月、神奈川県鎌倉市、秦忠弘撮影
神奈川県藤沢市の江ノ島電鉄・湘南海岸公園―鵠沼間で24日、ドア1カ所が開いた状態のまま車両が走行するトラブルがあった。この車両には乗客十数人がいたが、全員が着席していて、けが人はなかった。国の運輸安全委員会は重大インシデントと認定。鉄道事故調査官2人を25日に現地に派遣して調査を行う。江ノ島電鉄によると、24日午後0時15分ごろ、鎌倉発藤沢行き列車(4両)が鵠沼駅に到着する直前、乗客が「ドアが開いている」と車掌に知らせた。最後尾車両の、両開きドア1カ所の片方が全開になっていたという。湘南海岸公園駅を出発した際、すべてのドアが閉まっているのを車掌が目視で確認していたといい、江ノ島電鉄は「原因は調査中」としている。(佐藤英法)
NHK
江ノ島電鉄 ドアの1つが開いた状態で走行 運輸安全委が調査
07月25日 17時17分24日、神奈川県藤沢市で江ノ島電鉄の車両が、ドアの1つが開いた状態で乗客を乗せたまま走行し、国の運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大インシデントにあたるとして調査しています。
江ノ島電鉄によりますと、24日正午すぎ、鎌倉発藤沢行きの江ノ島電鉄の4両編成の電車が、藤沢市の鵠沼駅に到着する前に、最後部の車両のドア1か所が開いているのを乗客が見つけました。
車掌が確認したところ、両開きのドアのうち、片側の、幅およそ65センチのドアが完全に開いていましたが車内の表示灯には異常を知らせる表示はなかったということです。
車両には、乗客15人が乗っていましたが全員座っていたため、転落したりけがをしたりした人はいなかったということです。
国の運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大インシデントにあたるとして25日、調査官を派遣して調査を始め、車両の部品を調べるとともに乗務員からの聞き取りなどを行いました。
運輸安全委員会の菊池弘達鉄道事故調査官は「車両自体がある程度の年数が経っており、原因がメンテナンスにあるのか構造なのかわからないが、調べていきたい」と話していました。
江ノ島電鉄運輸課の福原健二課長補佐は「夏休みを迎え子ども連れなど多くのお客さまがいる時期に大変申し訳ありません。徹底した再発防止策を取っていきたい」と話していました。