江ノ電では、交互発着・通称「段落し」と呼ばれる、車両運用が行われた。
仕組みは以下のとおり。
まず、鎌倉8:46着[5]の重連(1201F+22F)が3番線に到着し、分割準備を開始。鎌倉8:48発として藤沢寄りの単行(1201F)だけが出発し、極楽寺で別の重連(1002F+1501F)に車両交換を行う。鎌倉に残った鎌倉寄りの単行(22F)はこの時点で乗車扱いを開始する。
次に、鎌倉8:58着[6]の列車が4番線*1に入線する。降車が終了し、ドアを閉める。
9:00には鎌倉寄りの単行(22F)が出発し、極楽寺で先ほど切り離した藤沢寄りの単行(1201F)を併合。再び重連となる。
4番線の重連はそのまま残り、その間に3番線では通常通りの運用が行われる。
11:00になると段落しが始まる。
10:48*2の列車[3]が出発した後、4番線に乗客を誘導・乗車がはじまる。
10:58に3番線へ入線した列車[4]は、降車扱いを行い、すぐに4番線の11:00の列車[7]が発車。
3番線の列車で客扱いをし、11:10に4番線の列車[5]が入線し、11:12[4]に3番線が発車。というような車両運用を5/6までの日中、行っている。
このような対策がされていても、遅延は増大していくのは観光地ゆえの宿命なのだろうか。
なお、運転手は和田塚で交代しており、鎌倉~和田塚駅間を延々と往復する行路が組まれていた。